TAGRO
「ひまわり伝っ!」 白泉社
TAGRO先生の新刊。
アニメ「ひまわり伝っ!」のマンガ版らしい。
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ひどい出来、というか、TAGRO先生の作品の面白さがまったく無い。
これまでの作品とあきらかに作風というか、方向性が違うのに、何でこんな企画引き受けたのかが分からない。
そもそも、こんな企画を回されるほどマンガ界での地位が低いのだろうか。
# by yosidataichi | 2007-03-04 00:24 | 読書日記
去年、光文社から
光文社古典新訳文庫が創刊された。
光文社というと、新書やミステリーというイメージなので、文学作品メインの文庫と言うのはかなり意外な感じがした。
それだけにどういうラインナップになるのか、商業的に成功するのか、少し心配だったが、いまのところかなり頑張っている様子。
現在刊行中(4巻のうち3巻まで刊行)の亀山郁夫訳の「
カラマーゾフの兄弟」は特に良い。
以前、河出の文学全集で読んだときは10ページぐらい挫折した記憶があるが、これはどんどん読めて、ドストエフスキーはこんなにも面白かったのか、と思う。
あと、栞が登場人物紹介になっているので、常に参照しながら読め、ロシア文学独特の名前の変化も何とか対応できる。
このクオリティでゴールディングの「蠅の王」の新訳がぜひ欲しい。
# by yosidataichi | 2007-02-25 23:59 | 読書日記
海猫沢めろん
「零式」 ハヤカワ文庫
なによりも、この著者の本がハヤカワ文庫から出版されることが衝撃だった。
かってユリイカの西尾維新特集(これもどうかと思う特集だったが・・・)のなかでポスト西尾維新として紹介されたのが、海猫沢めろん 「左巻キ式ラストリゾート」と日向まさみち 「本格推理委員会」だった。
それから幾年月、沈黙を破ってなぜか新刊が刊行、しかも、フランス書房(美少女文庫)でもキルタイムコミュニケーション(二次元ドリーム文庫)でなく、ハヤカワ文庫から出てるとは。
このミスで評価されたしんかいちさとみ(「ひみつの処女探偵日記」)などは結局その後、本が出てないというのに・・・。
で内容は、虎眼先生(「シグルイ」)が大暴れ、です。
「アキラ」的なサイバーパンク世界が舞台なのを初めに、各種マンガ、アニメからのオマージュ、パロディのモザイク画といった感じで、最後のオチもきっちりやってくれてます。
# by yosidataichi | 2007-02-18 19:14 | 読書日記
藤崎慎吾 「
レフト・アローン」 ハヤカワ文庫JA
70ページから100ページ程度の短編(中篇?)集ですが、これがなかなか良い出来。
「短編集」としての完成度が高い、五編がそれぞれ毛色の違った話で飽きが来ない。
「ストーンエイジKIDS」、「ハイドゥナン」と読んできたけど、長編だと、どうも後半、ストーリーがダレてしまう傾向があった。
その点、短編の方がアイデアのシャープさが引き立って、読み応えのある作品になっていると思う。
とくに「猫の天使」は秀逸。
# by yosidataichi | 2006-03-02 23:41 | 読書日記
3月1日発売予定
「リリカル・ミステリー 盤上の四重奏 ガールズレビュー」当然、コバルト文庫から。
“ガールズレビュー”という副題がついているところをみると、「白い花の舞い散る時間」の続編かと思われる。
期待してます。
しかし、タイトル長すぎ・・・
# by yosidataichi | 2006-02-24 00:18 | 今日の雑文
少し前、新聞で干物女と言うものが、とりあげられていた。
興味を引かれたので、読んでみたのが「干物女」の発祥らしきこの本。
ひうらさとる 「
ホタルノヒカリ」 講談社
20代で恋愛を放棄した女を・・・「干物女」と呼ぶ。というなかなかインパクトのあるアオリで売ってますが読んでみると「干物女」ってどうこう言うほどのものでも無さそうな気がした。
要するに、普段少女漫画など手に取ることがないであろう、20代後半の女子に適度な親近感を持たせて引っ張ってくるためのギミック。
そういう意味では内容はどこまでのベタ恋愛漫画、ほとんど「りぼん」なノリのマンガをこの層に読ませた手腕はなかなか。
スタイルをファッションと峻別した「キリン」世界的には、干物的生活をスタイルをポリシーと言いながら、それを必死に隠そうとする主人公の姿は、干物女が結局の所はスタイル(生き方)ではないんだな、と思う。
あと、ステキ女子ってあんなものがいたらウザすぎだろ。
# by yosidataichi | 2006-02-22 02:01 | 今日の雑文
「SFが読みたい! (2006年版)」でも海外部門で1位になってった
グレッグ・イーガン
「ディアスポラ」 ハヤカワ文庫
読み始めはなかなかいい調子、えらく読みやすい。
ヤマチ誕生のくだりからガンマ線バースト到来までは士郎正宗の「攻殻機動隊」(2の方)な映像をイメージして読んでいける。
が、しかし第三部以降、完全においていかれました。
なんというか作中で描かれているシーンが全く想像がつかないです。
あと用語解説は最初につけましょう。
読み終わった後で発見、これがあればもう少し分かったかも、と少しくやしかった。
# by yosidataichi | 2006-02-11 21:41 | 読書日記
山本 弘
「まだ見ぬ冬の悲しみも」 ハヤカワSFシリーズJコレクション
短編集で、どれもなかなか良く出来ています。
オタク的生態と山本のトンデモネタが融合した「シュレディンガーのチョコパフェ」は特に良し。
ラストの投げっぷりは相変わらずだが。
ただ、雑誌掲載の短編と書下ろし1編と言う構成Jコレクションから1,800円で出すのはいささか疑問。
文庫で十分だろう、と言う気がする。
これまで書き下ろしメインで来たシリーズだけに、もっと挑戦して「神は沈黙せず」に続く長編SFなんかを用意して欲しかった。
# by yosidataichi | 2006-02-11 21:04 | 読書日記
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